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2016年8月29日月曜日

ランクでキル・ダメージ金だったのに勝てなかった人向けOW講座



こんにちは。シーズン1のランク戦では自分のベストを尽くせましたか?

自分どうこうより味方が弱すぎて話にならなかった
味方のハンゾーにレート吸われた
誰かこのジャンクラットの住所特定してくれ

さまざまな起因でベストを尽くせなかった方が多かったかのように思えます。


今回はシーズン1で「キル金なのに勝てなかった!」「弱い味方しか引かない!」といった感じで、
自分の実力を出せず勝てなかった人に向けてお話をしていきたいと思います。






・ヒーロープールを広げる

オーバーウォッチに限った話では無いですが、
このゲームはチーム構成が良いチームが大抵勝ちます
例えば6ゲンジの構成一般的な2タンク2ヒーラー2DPS(アタッカーやディフェンスのヒーロー)の構成が戦った時、個人の力がゲンジ側のほうが優れていたとしても、
同レートでマッチングする程度の実力差程度ならば一般的な構成の方が有利でしょう。
多くの場合2タンク2ヒーラー2DPSの構成に近ければ近いほど、試合に勝ちやすいと言えます。

しかしランクでランダムにマッチングするプレイヤーが、全員構成を考慮してバランスよくPickするとは限りません。
大体3DPSや4DPSといったDPSに偏ったアンバランスな構成になるかと思います。
中にはサポートを毛嫌いしたプレイヤーがチームに集まった結果、サポート無しの構成になる可能性も無きにしも非ず。
ここであなたがするべきことは、なるべく味方にDPSを譲ることです。
あなたがどんなにDPSが上手かろうと、バランスの悪い構成の中では力を十分に発揮できません。
サポートの擦り付け合いになり、チームの雰囲気も悪くなることでしょう。
あなたがサポートやタンクをピックしてバランスの良い構成になって試合に望んだ方が、
試合の内容もチームの雰囲気も良くなります

要するにDPSメインでもサポートやタンクのヒーローがある程度使えれば、
しぶしぶ選んだであろう敵タンクやサポートとの差を作る事ができます。
逆にDPSのヒーローしか上手く使えないのであれば、タンクやサポートを他の味方に押し付けるのではなく、
ヒーロープール(使えるヒーローの種類)広げタンクやサポートでも上手くプレイ出来るように練習しましょう。

極論を言っちゃえばDPSなんてこのご時世みんな出来ます
タンクやサポートの上手さで敵チームとの差が生まれると言っても過言ではありません。


・状況に応じて柔軟にヒーローを切り替える

イマドキ知らない人がいるとは思えませんが、このゲームは試合中に自分のヒーローを変えられます
試合中に後出しじゃんけんが出来ると考えてみれば、利用しない手は無いでしょう。

自分はハンゾー専だ!ゴリラやDvaに張り付かれて何も出来ない!味方がクソ!
黙ってリーパーに変更しましょう。
敵から見てみればハンゾー専の人は「じゃんけんでチョキしか出さない人」であり、
グーを出しつづればハンゾーは蒸発して死にます

ひとつのヒーローに固執せず、敵の構成に合わせてヒーローを切り替えていきましょう
また、大前提としてそのパッチで強いとされているヒーローを使いましょう
(8/29現在ではマクリーやリーパーなど)

ヒーロー同士の相性はランクやクイックをこなしていけば自然と分かるかと思います。
また、後日記事にしようかなと思っています。

少し発展的ですがヒーロー相性とは別に、戦況に応じてヒーローを切り替えるというテクニックもあります。
(例:前線を押し上げるためにラインハルト、盾を早く割ってこちらのスパムを活かすためにロードホッグ・ソルジャーなど)
これはヒーロー性能を隅々まで理解する必要があり、ヒーロー相性も悪い状況で戦うこともあるためかなり味方に依存します。
自分もすべて把握しているわけではないし野良のソロランクではそこまで必要では無いと思うので、
暇があったら調べて見てください。
(文章でまとめられる程度になったら記事にする予定)


・敵と味方の戦力差を把握する

基本的なことから言うと、人数不利の時は当たらない・人数有利ならば当たりに行く、といったことです。

要するに「味方が何人死んでいるか」「敵が何人死んでいるか」Tabを押して把握することなのですが、中には生きていても死人同然の味方・敵が存在します。
例えば瀕死になって回復に時間がかかるタンク、敵の裏を取りに行ったアタッカーなど・・・
今すぐに戦える状況ではない、または万全の体制ではない者が戦っても一人分の働きが出来るとは限りません。
決して今生きている人数だけで判断をするべきではありません。
敵味方の人数差ではなく敵味方の戦力差を判断基準にするべきです。
敵と味方の間にはどんなリソース(ヘルス・ULT)の差がありどれほどの戦力差があるのかを元に判断をしましょう。

今敵と当たれるか、引くべきか。ULTを使うべきか、温存すべきか。
広い視野で味方や敵の情報を考慮し、戦力不利の時は引く・戦力有利ならば当たりに行くことを徹底しましょう。

味方が戦力差の判断力に欠けていると感じたら内部VCを使って指示するのも手です。
恥ずかしければチャットでも良いので、当たるタイミングや引くタイミングを指示するとチームの動きやすさが違ってくるかと思います。
ラジオチャットで指示する場合は、目標地点に向けてF(了解)を押すのが分かりやすいです。


・ULT(Q)の有無を確認する

攻めサイドで最重要とも言えるテクニックです。
敵陣に攻め入るときには必ず味方のULTをTabキーで確認自分のULTの状態も報告しましょう。
また敵のULTの有無もおおまかに予測し、どの敵のULTが上がっているかに応じた対策を講じておきましょう。

当然の事ながら敵がULTを使用した直後はULTを使用できません
敵にULTを使わせるためにわざと当たりに行く、といった作戦も大変有効です。
こういった作戦を指示するためにも、チャットなどでコミュニケーションは取っていきましょう。

また、サポートのULTは強力なものが多いため、狙えるならば真っ先にサポートから落とすようにしましょう。
またサポートは敵の行動阻害系ULT(ラインハルト・ザリア等)に当たらないよう、立ち位置に注意しましょう。



・一番遠い味方に気を遣う

オーバーウォッチは一人の力で勝てるゲームではありません。
このゲームはチームで戦うゲームです
一人ひとりが離れていてもチームはチームです。
敵の裏を取るプレイヤーほどポイントの味方に気を遣いましょう
ペイロードを運ぶプレイヤーほど裏を取る味方に気を配りましょう

自分勝手に裏を取って敵をキルしても、ペイロードを運ぶ味方がやられてしまっていたらゲームには勝てません。
また、裏で味方が敵を惹きつけていても、正面のあなたがアクションを起こさなければ裏の味方は無駄に死んでしまうでしょう。

今マップ上ではどんなことが起こっているか、誰がやられているのか、ペイロードはどこまで進んでいるか、マクロの視点で観察することが勝ちにつながります。
ランクの勝率を上げるには小手先のテクニックよりもマップを広く見る視野の方が大切です。





駄文・長文失礼しました。誤字やわかりにくい点等ありましたらTwitter @OWyameroかコメントまでお願いします。
少しでもみなさまの助けになれたらなと思っております。ここまで読んで下さりありがとうございました。

5 件のコメント:

  1. S1でレート45-55をうろうろしていた初心者です プロやトップ層ではなくボリュームゾーン向けの記事はとてもありがたいです 今後の更新を楽しみにしています

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    1. こんな辺境のブログにコメントまでつけてくださりありがとうございます。とても励みになります。
      シーズン2のランクが一段落したらまた記事を書いていこうと思います!

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  2. 今朝すたぬーさんとやってましたね。

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    1. stylishnoob氏は今のオーバーウォッチの基盤を作ったといっても過言ではないです。感謝してもしきれない思いでいっぱいです。

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  3. 自分以外の5人がピックした時点で、ヒーラーとタンクが0の時の絶望感ったらないですよね・・・。

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